僕は高知県に住む58歳のインテリアコーディネーターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
デザイナーズマンションの魅力について、一般的に言われている内容を、ここでご説明させていただきます。デザイナーズというだけあって、マンションの外観から、なんとなく違いのある外観が見えてきます。これは、その近くを通る人を振り向かせるくらいの光景が、道行く人を釘付けにしたりするからで、それは、一種のデザインでのアピールということになり、道行く人を釘付けにした時点で、このデザイナーは成功したことになります。ただ、それは建物という事もあって、本来の目的というのは、人が住むということのあります。その問題をクリアーできなければ、デザイナーズといわれる意味の価値が半減してしまうことはあります。要は、その空間で人が住むので、それを考えたものを構築しないといけないのでが、そのようなマンションの宿命でもあります。
それでも、そのマンションというのは、今までの概念の通用しない空間を、住人に提供してくれるところがあって、それが、その住人に受け入れられるかどうかというのが、売れるか売れないかの話につながっていきます。要は、デザイン性がよくても、耐久性がある程度なくてはいけないし、融通のある空間というのは、耐震性や耐久性とどのような関係を築けるのか、ということが大切になってくることになります。この点を踏まえて、驚きをもって、住民を楽しませる空間を作り、そして、建築基準を満たした設計・施工をすることができ、それが、斬新なデザインであるけれど、受け入れられるものであったときに、デザイナーズというマンションの魅力が開花したときでもあります。