私は新潟県に住む46歳の社会福祉士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一般のマンションであっても、仮に一人暮だとしても少なくとも30平米程度の専有面積は欲しいところです。基本的には物件の販売価格が高くなるのと比例して、専有面積も広くなるものですが、長時間生活を営む場ですから、部屋の面積は重要なポイントになるでしょう。また家具の配置を模様替えしてみるだけでも、部屋が広くなったと感じることも多く、実際の面積が拡大していなくても、視覚効果で広く感じさせることは可能です。そこが一般物件にはないデザイナーズ物件の魅力でもあります。通常のマンションでは、ほとんどが立方体の居室ばかりでしょう。それ故に、部屋の面積がダイレクトに空間に関わってきます。他方デザイナーズ物件の場合、余分な面積を省くことで他の部屋に開放感を与える演出ができたりします。
そこが建築デザイナーの面目躍如たるところですが、限りある室内面積を使い、居住者が快適に生活できる配慮がされている物件が多いのです。したがって、絶対的な面積はそれほど広くはないのだけれど、開放感があって快適に感じる、という内見の印象を受ける物件は多くあります。この高次の空間処理技術は、デザイナーズマンションには必要不可欠の要素となっています。さらに、デザイナーズマンションは室内のみならず室外の風景すらも取り入れます。例えば高層階の物件ですと、見晴らしの良い景色を活用してビューバスや屋上テラスを設置するなどです。隣接する緑豊かな広々とした公園を借景として、コンパクトなリビングの脇にサンルームを設置することも有り得ます。景観を活かして居住者に快適な生活空間を提供するのも、デザイナーズマンションの特徴です。