デザイナーズマンションの特徴について(和歌山県/テクノクラート/48歳/女性)

私は和歌山県に住む48歳のテクノクラートです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


デザイナーズマンションとは、建築デザイナーが設計した個性的なマンションのことで、1990年代後半に登場してからは若い人を中心に人気が出ている物件です。それ以前の多くの物件では、ほとんどが同じような間取りとデザインで、個性よりもコストを重視した造りになっていました。デザイナーの設計による物件は古くからあったのですが、価格が高く、また数も少なかった為一般的ではなく、特別な存在となっていました。しかし、近年では生活環境にインテリアを取り入れることが多くなり、物件の造りにもこだわる人が増え、デザイナーズマンションも注目されるようになってきました。2000年以降はブームが起こり、個性豊かな物件が多数登場するようになったようです。


デザイナーズマンションには厳密な決まりごとがあるわけではなく、インテリアや外観に個性的なコンセプトを持っていることが定義となっており、その種類は無数にあると言ってもいいでしょう。最近では生活にも欧米化が進み、生活空間に外国のインテリアを取り入れた物件が多くあります。また、バスやトイレがガラス張りであったり、洗濯機や冷蔵庫などを収納するスペースを採用し、それらを隠すことで生活観が出ない空間を演出するデザインが流行っているようです。つまり、生活のし易さよりもデザイン優先の空間となり、そのような部屋に住むことがステイタスとなっているようです。ただし、あまり度が過ぎると生活に支障が出る場合もあります。