僕は沖縄県に住む70歳の照明技師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
「デザイナーズマンション」という言葉を聞くと、よくテレビドラマの主人公が格好よく住んでいそうな、コンクリート打ちっぱなしのお洒落な空間をイメージする方は少なくないでしょう。確かに、そのようなイメージは間違いではありません。しかし、そのような物件ばかりなわけではありません。デザイナーズ物件とは、建築家やデザイナーの斬新なコンセプトが存分に活かされた空間を持つ住宅のことです。ライフスタイルが多様化している現代においては、生活にこだわりや個性を求める人々が増え、人気のある物件と言えます。このような物件が個性的なのは、外観だけでなく、内装もとても斬新です。(バストイレが全面ガラス張りだったり、家電を収納するスペースがあって、生活感を感じさせなかったりします。)
部屋と住む人の好みやライフスタイルが合致すれば、ただ単に「快適」なだけではない、自分だけのオリジナルな生活空間が作れるのです。そもそも一般的な賃貸物件はより効率的に低コストで住宅を供給することを重視しています。ですから、何よりも大切にしているのは、生活のしやすさであり、万人に受け入れられるスタイルです。その分、無個性で画一的という言い方も出来ます。これに対して、デザイナーズマンションは、言わば「建築家やデザイナーの作品」です。そのような場所に住めるということは一種のステータスでもあり、現在は需要に供給が追いついていません。ただし、このような物件は、付加価値が高い分、家賃が割高に設定されていたり、駅から遠いなど立地の問題などを多少、我慢しなければなりません。