私は熊本県に住む27歳のグラウンドキーパーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
昨今、デザイナーズマンションという言葉を耳にすることも多いですが、1997年ころから使われ始めた言葉です。かれこれ20年来の住宅スタイルということになります。しかし、デザイナーズマンションにはキッチリした定義がある訳ではなく、お洒落なマンションなどの印象に頼って判断されているのが現状です。おおよその感覚として、建築家のこだわり、空間プロデュース、快適で上質な住み心地、この辺りに当てはまる物件がデザイナーズマンションとして認知されているようです。お洒落というのも当てはまっているのですが、住居は本来鑑賞するものではなく、実生活を行う場ですから、室内空間にこだわりのある物件であると考えておけば良いでしょう。
中には外観優先の物件もありますから、デザイナーズ物件に関心がある方、もしくは購入を検討されている方は、シッカリ室内に目を向けて欲しいところです。それでは、建築家のこだわりとは何でしょうか。これは建築家のスキルと感性が十分に反映された上で、デザイン性と実用性とをどこまで両立できているか、と言うことです。次に空間プロデュースですが、これは一般のマンションには見られない間取りのような、新しいアプローチを提供してゆくことです。建築スタイルの新しい発見、と考えれば良いと思われます。最後に快適で上質な住み心地ですが、これはデザイナーズ物件だけの特権ではありませんから、複合的なポイントとして注目すれば良いでしょう。