デザイナーズの不動産とはなんであるか(和歌山県/ソムリエ/60歳/男性)

僕は和歌山県に住む60歳のソムリエです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


最近不動産を探していると、デザイナーズという言葉をよく聞きます。言葉からするとデザイナーが作った建物に見えますが、実際そういう意味です。ただ厳密な定義があるわけではないので、それほど普通の建物と変わらないものでもデザイナーズという事があります。このタイプの建物は他の不動産に比べて値段が高くなりやすいです。それは購入時もそうですが賃貸で利用するときも、かなり割高になる事が多いです。何故このような建物が造られるようになったのかというと、効率のいい建物が増えたことが原因としてあります。最近の建物はどれも同じで、似たような部屋や家が多いです。そういうものがずらっと並んでいると、自分の家という感じがしません。


そういう購入者の意見が強まって、自分のオリジナリティーを出せる建物が作られるようになりました。それがこのデザイナーズという不動産なのですが、この建物にはいろいろな種類があります。例えば美術的なデザインに拘って、かなり特徴的なものもあります。そうではなく見た目は特徴的ですが、内部は普通になっている建物もあります。デザイナーズというと偏ったものが多くあると考えますが、実際は見た目だけで中身は普通の建物も多いです。またこのタイプの建物は定義が特にないので、普通の建物ではないが特別なものでもないものもあります。よくある3LDKなどの形にこだわっていないだけで、見た目も中身も普通の不動産もあります。デザイナーズの不動産は、普通の建物では満足できない人に向いています。