タワーマンションの選び方(富山県/野菜ソムリエ/60歳/女性)

私は富山県に住む60歳の野菜ソムリエです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


タワーマンションは、ステータスのシンボルともいえます。一般のマンションよりも高い満足感が得られるます。購入を検討されている方には、この点を評価されている方もいます。そこで、購入を検討されている方へ、部屋選びのポイントについて説明します。まず、一般的なマンションについて説明して、比較をしていきます。眺望や通風がよい高い階層に人気があります。また、角住戸より開口部が多くて、採光がとれて風通しの良い中住戸が好まれます。日当たりが良い南向きが一番で、次に東向きとなり、西向きや北向きはあまり好まれません。しかし、タワーマンションでは、すこし様子が違います。これらに人気があるのは確かですが、実際に居住する事を考えると相違が出てきます。


高階層についてですが、ベランダからの眺めを楽しむ事も有りますが、普段の生活では、ソファや椅子等から外を見る事が多くなります。あまり高いと空しか見えません。高すぎるのも実は眺望が良くないのです。低い階層では、海や街を眺める事ができます。また、南向きにも問題があります。高階層ですと何も遮るものがないので、直射日光が入ってきます。逆高になって良く見えない事もありますが、暖房効率も落ちてしまいます。また、タワーマンションに固有の事項として、そのエレベータを中心とした構造から間取りについて、使いずらい空間ができる事があります。低階層でも眺望や立地の良さとステータスは得られますし、居住性も良いのです。一般的な評価ではなくて、合理的な判断で、比較的リーズナブルで良い住戸が得られます。