タワーマンションの資産価値(宮城県/脚本家/34歳/女性)

私は宮城県に住む34歳の脚本家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


タワーマンションは、共有施設・周辺施設が充実している、眺望が良い、希少価値があるなどの理由から、資産としての価値が下がりにくいのが特長です。何らかの理由で売却しなければならない場合、または賃貸に出す場合には、資産価値が下がらないことが、大きなメリットです。また、建築物としてのグレードが高いので、初期の価値が目減りしにくくなる傾向があります。次に、相続税対策についてご説明します。マンションの相続税評価額は、土地の敷地持ち分と建物持ち分のそれぞれを評価します。土地は、路線価をもとに相続税評価額を算出しますが、公示価格の80%程度です。建物の相続税評価額は、固定資産評価額ですが、一般的に建築費の50%から80%程度といわれています。


タワーマンションは、土地上部の空間活用を最大限に活用しているので、価格における土地代の割合が少ない、つまり建物に費用をかけているということになり、通常のマンションより相続税評価額は、低くなる傾向にあります。さらに、建物の固定資産評価額は、面積のみを基準に単純評価されるので、低層階でも高層階でも同じ評価額となります。なので、高層階になればなるほど節税効果は高くなります。タワーマンションは、再開発エリアに建設されることが多く、また、住宅だけでなく、商業施設や文化施設などを一体的に開発する複合開発の場合が多いので、敷地内や建物内に、コンビニやスーパーなどの施設が設置されることも少なくありません。役所の出張所や図書館などの公共施設が設置されることもあります。