タワーマンションの利点と欠点について(兵庫県/フェロー/74歳/女性)

私は兵庫県に住む74歳のフェローです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


タワーマンションとは、高さが60メートルを超える超高層マンションのことを言います。階数にすると20階以上あり、土地に余裕の無い大きな都市部を中心に建設されています。人気も高く、その理由としていくつかのメリットが挙げられます。まずは高い場所から周辺を一望できるので、すばらしい眺めを毎日のように楽しむことができます。また、障害物がない為に日当たりが非常に良く、南向きの部屋では冬に暖房器具が不要なケースもあるようです。多くの物件では、建物の中に友人や知人が格安で宿泊できる「ゲストハウス」を設置しており、急に来客が訪れても安心して対応することができるでしょう。また、医療機関やカフェが設置されている物もあるようです。


タワーマンションの購入を検討している場合は、後で後悔しない為にもデメリットを考慮しておく必要があります。ひとつは上の方の部屋の場合、高所恐怖症の人ではかなりの苦痛となってしまうでしょう。また、地震が起こったときは上の方ほど揺れの幅が大きくなるので、家具などをしっかりと固定する必要があります。しかし、固定する為のビスが打てないことがほとんどで、他の固定方法を考えなければなりません。部屋に行くときはエレベーターを使用することになりますが、場合によっては待ち時間が長くなると言うデメリットもあります。ビル風が強い日には窓を開けることができない為、洗濯物は部屋の中に干すことになります。このようにデメリットも多いのですが、タワーマンションに住むことは現代人の憧れでもあります。