タワーマンションの住みやすさを決める要素(熊本県/指圧師/62歳/男性)

僕は熊本県に住む62歳の指圧師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


タワーマンションの住みやすさを決める大きな要素には、エレベーターがあります。エレベーターに近い部屋に住むか、遠い部屋に住むかで住みやすさが決まります。建物の端にエレベーターが設置されているマンションの場合、エレベーターの反対の端の部屋を選んでしまいますと、外に出かけるたびに廊下を長く歩くことになってしまいます。このため、通勤や通学の便を考慮したいときは部屋の日当たりや間取りに注目するだけではなく、エレベーターになるべく近い部屋を選ぶことが重要になります。また、エレベーターの速度や混雑対策を考慮してタワーマンションを選ぶことも重要です。通勤ラッシュの時間帯には大勢の人がエレベーターの前で待つことになりますので、エレベーターの速度と混雑対策があるかないかで住みやすさが違ってきます。


タワーマンションでエレベーターに乗り遅れてしまいますと外に出るために時間がかかってしまい、そのために会社や学校に遅刻してしまうこともあります。このため、本当に住みやすい部屋を見つけるためには、その建物内に何台のエレベーターが設置されているか、階層によってエレベーターを分けるなど、混雑対策を万全にしているか、建物に住んでいる住民にはどのような職業の人が多いかあらかじめ確認する必要があります。また、万が一の災害発生の際、エレベーター以外の避難経路が確保できるかどうか、エレベーターが止まった場合でも上下階との往復が可能なのか確認することも大切です。災害がない場合でもエレベーターが止まってしまうこともありますので、そういった場合に自分で移動手段を確保できるのか事前にチェックしておきましよう。