タワーマンションのメリットと人気(熊本県/コラムニスト/71歳/男性)

僕は熊本県に住む71歳のコラムニストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


タワーマンションとは、その名の通りタワーのようにスラリと高くそびえ立つマンションのことです。一般的なマンションは、10階から14階建てである場合が多いです。これは、建築法で高さ31メートル以上の場合、居住者が普段利用するエレベーターとは別に、災害時などに利用する非常用エレベーターを設置しなければならないと決められているからです。つまりその分、建築にはもちろん管理にも多くのコストがかかることになります。そのため31メートルまでの高さにおさまる10階から14階建てとなる場合が多いのです。そしてそれ以上の高さがあり、特に60メートル以上で20階建て以上の作りになっているものが、タワーマンションです。


コストが多くかかっている分、分譲の値段もまた高めになっています。上の階ほど値段が高く、1階と20階とで数千万円もの差がある場合もあります。もちろんその値段にふさわしい魅力が多くあります。まず眺めが素晴らしいことです。天候が良いと都心からでも富士山や海を眺めることができます。夜にはネオンで幻想的に輝く夜景を見渡すことができます。さらにセキュリティも万全です。出入り口がオートロックになっているのはもちろんですが、エレベーターにもセキュリティシステムが導入されており、居住者以外は上の階に簡単に行くことができません。居住階が上であればあるほど、不審者が侵入してこないので安全なのです。中には、屋上にヘリポートが設置されているところもあります。仮に火災などが起こっても、階下の出入り口だけでなく、屋上からも避難することが可能なのです。快適に安全に暮らせるため、分譲タワーマンションは人気があります。