私は滋賀県に住む27歳の教頭です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
タワーマンションは高層マンションのことを指します。一般的なマンションの違いとしてまずは階数があります。建築基準法などの構造基準の違いから階数にしておよそ20階以上であることが決められています。一般的には、高さ60m以上のもの、または環境アセスメント条例が適用される「高さ100m以上」のものをタワーマンションとして認められています。高層階からの眺望をイメージされます。しかし、魅力は高層階からの眺望だけではありません。大抵が戸数300戸以上の大規模な物件なので、共用施設がふんだんに用意され、またコンシェルジュを置いて住民サービスに当たるなど、付加価値の高い物件が多い。災害用に、備蓄倉庫を設けてあるとか、ライフラインが切れたときのために非常用設備(飲料水生成装置・太陽光電源・簡易トイレ・かまどなど)も充実している物件が多いです。
また、地震が起こった時も揺れによる恐怖感が小さく、家具の転倒で大けがといった心配は、多くのタワーマンションで採用されている建物構造によって解消されています。地震が起きたときの心配は、階段の上り下りだけです。それも住む階数によっても異なります。復旧までに時間を要する事態となったら大きな懸念材料ではありますが、電気の復旧はライフラインの中では最も早いと考えられ、不便が最小限にまで抑えられます。最近は数が増え、稀少価値が薄らいできていますが、これから購入を検討する人が比較項目に加え、かつ重視しておきたいのが外観デザインです。どれも似たようにしか見えない平凡なデザインでなく、際立った個性が価値を左右するかもしれません。