タワーマンションについて(富山県/撮影技師/55歳/男性)

僕は富山県に住む55歳の撮影技師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


「タワーマンション」とは、従来のマンションと比べて際立って高い居住用高層建築物のことです。外観の形状がタワーのようなので、そのような名前がつけられています。これは、よく「超高層マンション」とも呼ばれています。日本でもたくさん建てられていますが、はっきりとした定義はまだ定められていません。しかし、建築基準法に書かれている「高さが57メートルを超える建築物」と同じようなものとされることがよくあります。これは、大体17階建ての建物と同じくらいの高さなので、「17階建てを超える建築物」を指すと言い換えることもできます。ほかにも、環境アセスメント条例が適用される「高さ97メートル以上」とする場合も見られます。


日本では、旧来一戸建ての家に住むという感覚が根強くありました。それに加えて、日本は地震や火災などの災害も多く、高層住宅への不安がかなりありました。更には、建てたとしても、そこで災害が発生した時に高さに対応できる消防車などがなかったこともあり、すぐには普及しませんでした。しかし、一戸建てばかり建てていては、特に都心においては住むための土地が減っていくことが明確でした。技術の進歩や法律の改正などもあり、安全性の高いタワーマンションを建てることが可能になりました。以降、たくさんのタワーマンションが日本全国で建てられるようになっていきました。よく見られるのは、都心や大都市近郊の鉄道沿線など、通勤通学に最適な場所です。