タワーマンションか低層マンションか(愛媛県/理容師/72歳/男性)

僕は愛媛県に住む72歳の理容師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する際、低層階か高層階のどちらを選ぶべきか迷う人も多いと思います。自分が暮らしやすいのはどっちか、購入前にそれぞれのメリットを考慮してじっくり検討することが大切です。マンションを何階から低層階と高層階に分けるか明確な定義はありませんが、建築基準法では6階以上を高層建築物、高さ60m以上を超高層建築物として必要な安全性を定めています。一般にいう「タワーマンション」はこの高さ60m以上、約20階建て以上のものを指します。不動産業界では6階以上の物件を高層階、1階から3階程度の物件を低層階と呼ぶのが一般的のようです。20階以上の高層階であれば、最近はエレベーターが低層階用と高層階用に分かれた物件が一般的になっています。


高層階を選ぶ場合は、高層階専用エレベーターの有無を確認し、昇降時間や時間帯での混雑など不便さを感じないかをよく検討しましょう。高層階は風の影響を受けやすいので、方角により窓の開閉ができない部屋があるため、図面などで事前に確認しておきましょう。低層階であっても、タワーマンションであれば、駅に近くてホテルの様な共用施設や、居住環境での都市型生活が分譲に比べて手頃な価格で手に入ります。また、単身者や夫婦向きのワンルームが数多く配置されている物件もあるので、他の物件に比べて特別感を感じながら生活することができます。いずれも場合も、膨大な物件情報を前にとまどうことなくマンション探しをするには、自分なりの基準を持つことが大切です。