シニア向け分譲マンションが人気の理由(愛知県/司書教諭/40歳/女性)

私は愛知県に住む40歳の司書教諭です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


シニア向け分譲マンションとは、民間業者によって販売・運営され、主に高齢者を受け入れている分譲マンションのことを指します。バリアフリー住宅や食事の提供、緊急時の対応など、有料老人ホーム並みのサービスが受けられることが人気を呼んでいる理由で、物件の中には、販売期間わずかで完売する物件もあるほど売れ行きが好調です。シニア向け分譲マンションの特徴は、高齢者の対応に特化した設備とサービスです。バリアフリーはもちろん、24時間対応ができる緊急コールボタンが設置されています。建物内には、フロントサービスや大浴場、レルトランや診療所まで設置されている物件もあります。高齢者にとって住みやすい、安心できることが人気の理由といえます。


シニア向け分譲マンションは有料老人ホームと違い、資産として残るところも人気の理由といえます。退去などの心配もなく、相続や賃貸も可能です。入居にあたって必要な費用は、基本的に通常のマンションと同様、購入費用と月々の管理費や修繕積立金が必要になります。また付帯するサービスに応じて管理費は高くなります。基本的には自立した人を受け入れていますが、身元引受人がいるかどうかなど、独自の入居基準を設定しているところもあります。入居申込書など必要書類を各施設に提出すれば、施設スタッフが介護度や資産や収入額などから総合的に判断して、入居が決定されます。条件が合えば入居が難しいわけではありませんが、入居を希望する人は各施設に入居条件を確認する必要があります。