僕は栃木県に住む38歳の村議会議員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションの場合と違って、一戸建ての内覧会はこじんまりとしています。建売住宅の場合は、販売を担当した不動産会社の担当者と、入居予定者だけで行われることが多いからです。もちろん、購入者が自前で内覧会同行サービスを利用する場合は、ここに建築士などが加わります。内覧会でチェックするべき項目は、前もって調べておくといいでしょう。インターネットや書籍等で、チェックリストなどを入手できますので、一つは持っていくことをお勧めします。初めて完成した新居を目にして舞い上がってしまい、チェック項目をうっかり忘れてしまう、というのは珍しいことではないからです。その他に持参すべき物として、メジャーや水平器、懐中電灯などがあります。

懐中電灯は、点検口を覗いて確認するために必要です。床の傾きなどは、歩いてみて引っかかるところがあれば水平器で確認します。また、特に何も問題がなくても、メジャーは持参して各部屋のサイズをこの段階で測っておくと、搬入する家具を選ぶときに便利です。図面に示されていても、梁やドアの幅などは分かりにくいので、高さやドアの幅などもこの段階で測っておくと引越がスムーズです。新築の建売住宅の場合、事前にオプションでカーテンなどは案内があると思います。そこでカーテンを申し込まなかった場合には、内覧会の時に窓のサイズは測っておくと便利です。入居してカーテンがないと、翌朝起きたら外から丸見え、という笑えない事態になってしまいます。また、一戸建ての場合、隣家との境界や外壁の状態なども確認しましょう。