コスパに優れた分譲一戸建て住宅(島根県/海技従事者/46歳/男性)

僕は島根県に住む46歳の海技従事者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲一戸建てとは通常、注文住宅でない、新築の一戸建て住宅を指します。特に新築である必要はないのですが、中古の場合、そもそも分譲だったか注文住宅であったかを区別して表現する意味があまりないために、通常新築の住宅に使う語です。この分譲一戸建て住宅ですが、その価格だけに着目すると、注文住宅の平均額より高いというデータもあります。それはおそらく、注文住宅の場合は、土地を親から譲り受けている等のケースが多く含まれているためだと考えられます。それに対し、分譲一戸建ての場合は、業者が仕入れた土地に住宅を建てて売り出すため、土地の価格も含まれているのです。要は、注文住宅の方が価格が安いとは単純に言えないということです。


むしろ、分譲住宅の一番のメリットはその優れたコストパフォーマンスではないでしょうか。業者は通常、年間に何件も同じような仕様の住宅を建てます。土地も、ある程度の広さの土地を仕入れるべく、仕入れ担当者が常に仕入れの対象になりそうな土地を探しています。つまり、同じ場所に何件か同時に建てることで工費も抑えられますし、建物の材料はもっと広い地域で、同じものを使っているため、一括仕入れで値段を抑えることができます。このため電車に乗っていると、全く同じ壁の家を目にする、などということもあります。ですが住宅は夢を追い求めていくと際限なく予算が上がりがちですし、最初から多くの人にとって使いやすい間取りの住宅を、均一的ではあっても、低い価格で手にできるのです。そこが一番の魅力ではないでしょうか。