僕は奈良県に住む63歳のスクールカウンセラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
同じふたり家族でも、夫婦、親子、兄弟などいろんなケースが有ります。マンションの間取りを考える場合、夫婦としてのふたり家族の場合は、今後家族の人数が増えていく可能性もありますので、40平米以上の広さの2DK、2LDKが向いています。国が定める住基本計画における、ふたり家族に向く広さは30~50平米となっています。夫婦ふたりで暮らす場合、いつも同じベッドに寝る夫婦よりも、別々の部屋に寝室を持つ夫婦の方がかえって離婚率が低いというデータが有ります。夫婦とはいえ、互いに独立した個人ですから、いつも同じ部屋にベットリとくっついて暮らすのは、息苦しい場合もあります。つかず離れずの個人尊重主義で距離感が有った方が、夫婦円満で居られるということかもしれません。
夫婦が別々の寝室を持ち、それぞれの部屋に自分専用のベッド、テレビなどを置いて、それぞれが自分の生活リズムを崩すことなく暮らすという生活スタイルが増えています。夫婦共働きの場合、遅く帰ってきた相手に起こされて睡眠不足になり、翌日の仕事に差し支えるという場合があるからです。シニアの世代の夫婦にもこうした夫婦別室が増えています。かたや朝方、かたや夜型とお互いの生活リズムが異なる場合、どちらかが我慢すると心身の健康を損なうという理由のようです。また、夫婦ではなく、親子、兄弟などのふたり家族の場合は、それぞれ、独立した個室が有る2DKや2LDK、広さは40平米以上が向いていると言えるでしょう。兄弟(姉妹)が同性であれば、1DKでも大丈夫です。その場合には、和室の方が、スペースの有効活用がしやすくなります。