どの位の期間、安全性を保つことができるか?が耐用年数(岡山県/競艇選手/71歳/男性)

僕は岡山県に住む71歳の競艇選手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションには耐用年数が存在します。新築で建てられてから使用される中で、どの位の期間安全性を保つことができるか目安となる年数のことです。多くのマンションは、鉄筋コンクリート造となっています。物件によってその年数は異なりますが、この場合は平均して47年の耐用年数があると試算されています。構造はもちろんのこと、階数や立地条件、使用され方によっても年数は変動することになります。しかし、一定期間が過ぎれば確実に建物は劣化してくるものです。そのため、あらかじめ予想された時期に建て替えを行うことが義務付けられています。建て替えに関しては、新築から37年後に行うことが大体の目安として定められています。ただし、この時期も物件によってばらつきがあります。


マンションの耐用年数を決定する要因には様々なものがあります。第一に挙げられるのは、建物本体の劣化の度合いです。コンクリートという素材は強固である一方で、水セメント比や鉄筋のかぶりの厚さによって強度に差が生まれてしまうのです。また、コンクリートが劣化していない場合でも、そこに埋め込まれた設備の配管が摩耗してしまう場合があるため、交換のために全てを取り壊す必要が出てきます。次に挙げられるのは、地震などの不測の事態によるものです。地面から伝わる大きな力によって、当初に予測した耐用年数よりも短くなることが考えられるのです。その他にも、新築以来適切にメンテナンスが行われてきたかということも影響してきます。大事に管理をすればする程、耐用年数は長くなります。