私は大阪府に住む73歳の筆跡鑑定人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
かつては新築一戸建てがステイタス、狭くても家を持つのが当たり前のようにいわれてきましたが、中古住宅も経済面や、ものを大切に使うという環境保護の面でも注目されてきています。中古住宅を積極的に探し、リフォームやリノベーションして暮らすことを選択する人が増えています。新築一戸建てやマンションは全く手が届かない価格帯の土地でも、中古なら半額ほどで手に入り、自分の好きな間取りやインテリアに丸ごと換えてしまうのを選択する層がどんどん増えています。古い住宅も新建築基準法で立てられたものなら耐震基準も満たしていて心配無く、もし何かあってもリフォーム中に構造を確かめることができ、不安ならさらに建具を追加することで耐震を高めることができるメリットもあります。
住宅購入というものは一生に一度、多くても二、三度で、簡単に住み替えや直しがききません。買った当初はこれが良いと思った内装や間取りでも、20年も経つと古くなって飽きたり、家族の増減、生活の変化で住みにくくなったりすることも大いに考えられます。それならば適当な広さで柔軟な間取りの変化がきく中古住宅を購入し、リノベーションして新築同様にする方法が一定の支持を得ています。リノベーション価格を抑えるため、出来るだけ自分たちでDIYで内装を整えることを選ぶ人も少なくありません。自分たちで手を加えて好みのインテリアにした住宅はより愛着がわき、一辺倒の新築を無理して購入するよりもずっとメリットも感じられます。