私は兵庫県に住む44歳のスタジオ・ミュージシャンです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
みなさんは家を購入される際は、マンションか一戸建てのどちらを購入されようとしてますでしょうか。また、購入されるのは新築か中古のどちらで購入するのでしょうか。中古の場合などは特にですし、新築の場合でも気になるのがその耐用年数ではないでしょうか。やはり一生ものの買い物になりますし、どれだけ持つのか。というのはとても大きな問題であると思います。そんな耐用年数ですが、一般にはマンションはコンクリートで造られていて、一戸建ては木造のものが多いので、コンクリート造りの方が長持ちするという説が多いような気がしますが、そうなのでしょうか。そんな住宅の寿命の話について、今回はマンションに注目して書いてみたいと思います。
以前は「マンションの耐用年数は60年」という決まりがありましたが、1998年の税制改正から法定での寿命は46年とされました。このマンションの寿命は実際には30~40年程度で取り壊されるものもあれば、ずっと長く住み続けられているものもあります。このように同じコンクリートでもその寿命に違いが出てくるのはどういうところに原因があるのでしょうか。この違いが出てくる要素として考えられるのは、まずは「建物本体の要素」です。本体そのものを構成するコンクリート自体の要素、セメントと水の割合(水セメント比)が大きく関係してきます。あとは、「メンテナンスの要素」です。やはり定期的なメンテナンスを怠らない建物は必然的に長持ちします。あとは地震などの外的要因です。