僕は福島県に住む24歳の映画スタッフです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの間取りというものは、廊下の形によって影響を受けます。ここでは、最もポピュラーな「外廊下型」について見て行きましょう。これは共用廊下が「外」として造られているマンションです。並んだ住戸の片側についているので、「片廊下型」とも、廊下が外気に晒されているので「開放廊下型」とも呼ばれています。その特徴は、主に5つあります。まず1つ目は、どの住戸も基本的に南あるいは東向きになっていることです。2つ目は、共用廊下はあくまでも「外」であり、玄関から共用廊下(外)を通って一旦エントランスホール(中)に戻り、再び道路(外)に出るという複雑な経路を辿ります。廊下の上には屋根がありますが、風が強ければ容易に雨が吹き込むので、床は滑りにくく雨に強い素材になっています。
3つ目は、「田の字プラン」という間取りです。どの住戸も南&北か、東&西の2面採光になっているからこそ、採光・通風を確保出来る方向にリビング・ダイニング・寝室・子供部屋などを作ることが出来るのです。4つ目は、「妻側住戸」です。「田の字プラン」は、分かりやすい間取りですが、「画一的過ぎて面白味がない。」という方には、3面採光が可能な角部屋がオススメです。これなら、間取りに変化をもたせることが出来ます。最後は、自己日影が出にくいことです。複雑な造りの部屋から成るマンション群が立ち並ぶと、隣の建物によって日差しが遮られてしまうことがあります。その点、同じような間取りが横一列に並ぶ「田の字プラン」のマンションは、均等に日が差すというメリットがあります。