平均的なマンションの耐用年数(兵庫県/機関士/68歳/女性)

私は兵庫県に住む68歳の機関士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


平均的なマンションの耐用年数というのは、凡そ四十年です。意外と六十年である、と勘違いしている人がいますが、昔はそうだったのです。何故かといいますとマンションは財産ですから、そこに課税をすることになります。そのときの償却期間が六十年だったのです。つまりは、六十年くらいは使える、ということが前提で税制ができていたわけです。しかし、これはあまりにも長い、ということで今は四十七年に短縮されています。これは実情にあっているといえます。それはそうと、耐用年数ですが、凡そ四十年であり、余裕で一世代は暮らせる、ということになりますが、その前に建て替えなり修繕をすることになることが多いですから、注意が必要です。


そのために修繕積立金なんかを積み立てておくのが普通であり、これがマンションを所有するときの固定費となりますから、よく覚えておくことです。それでも鉄筋コンクリート製ですから、とても長く使えることは確かですし、頑丈ですから、安心して住むことができるのです。これは確実なことですから、住むところとしてはかなり良いのは間違いなく、買う価値はあります。新築でなくても中古でも築年数から耐用年数を引けば、後どのくらい住むことができるのか、ということはわかります。それに修繕をすればさらに長く住めるのです。耐用年数というのは、大体決まっていることではありますが、立地によっても五年程度は上下しますから、それもよく確認することです。