私は富山県に住む35歳の僧侶です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

中古の一戸建て住宅を購入する際に、値引きを不動産仲介業者に要請するのであれば、建物に関して行うのが良いです。土地の価格は交渉の余地が乏しいです。中古の建物の場合、その状態によっては交渉が可能になります。最も極端な場合には、建物価格をゼロとして更に解体費用の一部を購入代金から差し引いてもらいます。建築から30年以上も経過していると、普通に居住できても、購入者が解体して再建築するという前提での購入になるの仕方ないと仲介業者が判断すれば、値引きが実現します。解体費用は無理でも、土地の価格だけの評価で売買することは珍しくありません。中古の一戸建ての場合には、建物のをどう評価するかで売値が変わってくるのです。

したがって、丁寧なリフォームを定期的に行っている一戸建て住宅では値引きは難しくなります。外壁や屋根などの外部、床や壁紙、畳や襖などの室内をリフォームしてあって、更にはキッチンや風呂場、トイレなどの水回りもリフォームしてあれば、建物の価値が十分に認められます。しかも、建築したハウスメーカーが大手の信頼できる会社であれば、建物の耐久性にも問題はありません。このように、中古の一戸建ては手入れの状態によって、その販売価格は大きく異なってきます。購入する立場では、手入れのできていない物件は購入後にリフォームをするのですから、値引きをしてもらって当然ということになります。中古の一戸建ては建物の状態をしっかり確認したいものです。