一戸建ての防犯対策について(広島県/野菜ソムリエ/62歳/男性)

僕は広島県に住む62歳の野菜ソムリエです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅で頭を悩ますことの一つに防犯対策があります。玄関のドア一つで防犯対策が完了してしまうマンションと比べて、一戸建ては鍵を閉めなければならない箇所は複数あるのが一般的です。裏口や窓、2階の窓も閉めれば、相当数の戸締りが必要です。メインである玄関の鍵を開けられにくい防犯性の高いタイプの鍵に変えたり、ガラス戸をワーヤー入りのものに変えたり各家庭で対策がとられています。また、鍵だけではなく、庭周りに対策を施す必要もあります。一番には通りから家の中を全く覗けないような高い塀を作らないことです。高い塀を作ってしまうと不審者が入っても外から気づかないことが多いので、悠々と作業されてしまうためです。


家周りには高い壁を作らずに低い塀や垣根にすることが望まれます。また、コンクリート敷や芝生は足音を吸収するので、砂利等を敷いておくと不審者が侵入したことに気づけます。高齢者のみの世帯は十分な用心が必要です。昔ながらに家族のフルネームを表札に出すことは感心できません。なんとなく高齢者のみの世帯はわかるものですが、年配者らしい服を目立つところに干すことも避けましょう。また、おばあちゃん特有の手押し車ですが、これを玄関の外に出しておくことは厳禁です。こういったことは住んでいる自分は意外とわからないものです。訪問販売等の悪徳商法に引っかからないように周りにいる人が気をつけてアドバイスするようにしなければなりません。