私は宮崎県に住む68歳の校務員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを建てる時というのは、一生の住まいとして考える方が多いと思います。実際、一戸建てを建てるか賃貸住宅に住み続けるかを考えた場合、一軒家を選択するポイントがあります。高齢になって年金収入だけになった時の住居費の負担が一軒家では必要ないことがメリットの一つとして挙げられている位です。二十代で住宅ローンを組んだとすると、払い終えるのは定年頃になる方がほとんどです。そこで気になるのは住宅の耐用年数です。高度成長期頃に建設された住宅のほとんどが、三十年から五十年程度でボロボロになってしまいます。また、十年程度を目安に住宅設備、水回りや外壁、屋根、内装などが順番にリフォームを必要とする状態になってきます。
構造部分はどうかというと、よくリフォーム番組で見られるようなシロアリの被害等によって補修が必要になっている場合もあります。それでも、良質な材料で建てられた家に限っては、もっと長持ちする場合もあると言われています。もし、長く住み続けたいのであれば、構造部分にこだわって長持ちする材料を使うことを考えたほうがいいのは確かです。ただ、やはり質は価格に跳ね返ってきますから、経済状態と十分に相談する必要があります。重要な部分にはしっかりとお金をかけて、削ることが可能な部分は思い切って削ることです。子供部屋などは意外と短期間しか使わないと考えられる部分です。傷みやすい部分や汚れやすいところは短期間での交換を視野に入れて全体をシンプルに仕上げると良いです。