マンション購入時の住宅ローンの選び方(島根県/染織家/32歳/女性)

私は島根県に住む32歳の染織家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築分譲マンションを購入する場合に、住宅ローンを借りるのであれば、複数の選択肢があります。ある程度の規模の分譲マンションであれば、分譲をする不動産会社が銀行との提携住宅ローンを用意しています。事前に担保評価を完了されていますので、審査の流れはスムーズですし、借入申込手続や金銭消費貸借契約、抵当権設定契約などの段取りも不動産会社が取り仕切ってくれます。しかし、提携しているのは特定の銀行ですので、他の金融機関を自由に選択することはできませんし、金利の比較検討などもできません。手続きが簡便なメリットは大きいものの選択の余地はないのです。それが不満であれば、自分で選んだ銀行の窓口で相談することも可能です。


銀行の窓口で相談する場合には、物件の担保評価など全ての審査を最初から行いますので、手続きに時間がかかりますし、契約関係もその銀行の担当者に相談することになります。しかし、インターネットなどで金利やサービスを十分に検討して銀行を選択できるメリットはあります。また、新築マンションの多くは住宅金融支援機構の住宅ローンが利用できる物件になっています。住宅金融支援機構であれば、借入金利と手数料を除くとどこの金融機関を利用しても審査などの条件は同一です。しかも、長期の固定金利が利用できるメリットもあります。住宅金融支援機構を利用して、金利と手数料だけは比較検討して窓口になる金融機関を選定するという方法もあります。