私は広島県に住む34歳の船員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

購入契約を結んだマンションが大方出来上がった段階で、内覧会が開催されます。この内覧会は、契約した内容通りに建物が作られたかどうかを確認するために開催されるものですので、住居全体をきっちりチェックする必要があります。最近は、マンション内覧会でチェックしてくるべき項目を詳細に紹介しているサイトがたくさんありますので、水平器や曲尺を片手に会場を訪れる人がたくさんいます。つまり、建物の床が傾いていないか、また、壁が床に対して垂直になっているかどうかを調べて来ることについては、今や常識のようになっています。配管点検口や天井点検口を確認してくることも当たり前のようになっていますので、対応する施工会社のスタッフも心得ており、希望すればすぐに見せてくれます。

しかし、多くの人が見落としてしまう盲点のようなチェックポイントもあります。その代表格が、住居内に設置されている内鍵です。主寝室やトイレ、洗面所の入口、浴室などに内鍵が設置されているケースが多いのですが、この鍵のかかり具合をきちんと点検する人は、あまり多くありません。実際に入居してから、鍵のかかり具合が悪いことに気がつく人が少なくありませんが、内覧会の際にきちんと確認しておくのが望ましいです。一方、家族の中にまだ幼い子供がいるような場合には、内鍵が付いていない方が都合がよいということも考えられます。幼い子供が内側から鍵をいじって、閉じ込められてしまうようなケースがあるためです。そのような場合には、内鍵をなくしてもらうことはできないものか相談してみるというのも、一つの方法です。