私は岐阜県に住む71歳の噺家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一生に一度の大きな買い物、それは住まいの購入ではないでしょうか。地方なら土地は安いですが都市部では高く、マンションの購入を検討している方も多いと思われます。購入時の値段はなるべく安く抑えたいそれは誰もが同じはずです。しかしマンションはある人には5000万円、もう一方には4000万円に値引きをして売るということは、売る側もトラブルの元となりますのでできれば避けたいことなのです。中古物件であれば価格交渉も可能ですが、新築では基本的には定価です。しかし売り手の事情によってはリスクがってもこっそり値引きをして売ってしまいたいという考えもあります。多くの新築マンションは工事が完成する前に売り切られます。しかし中には特定の部屋だけ売れ残ってしまっていることもあるのです。

売り手はこのような状況を嫌います。物件が売れない場合は販売員も在沖しており、人件費もかかっています。また、すでに入居が始まっている場合は管理費などもその部屋の分を払う人がいません。こうした物件はなんとかして早く売ってしまいたいのです。その為に「残り後一部屋、モデルルーム公開中」「オプションサービス付」「モデルールームの家具一式つけます」等のお得感・割安感をだして買い手がつきやすいようにしています。また、完成してしまった物件は販売時期が長引くと季節はずれの洋服のバーゲンセールのように値引きの期待も高まります。これからマンションの購入を検討している方は、このよなポイントをおさえ、売り手の気持ちを読むことで交渉も有利に進めることができると思われます。