マンションモデルルーム見学時のポイント(山形県/花火師/23歳/女性)

私は山形県に住む23歳の花火師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションを購入する場合、事前に必ずモデルルームを見学することでしょう。人生に何度もない高い買い物ですから、そうそう失敗する訳にはゆきません。そこで、マンション購入で失敗しないモデルルーム見学時のポイントを整理しておきましょう。まずモデルルームは作られた夢のお部屋、であることを意識してください。当然建築前ですから、実際のお部屋を見ることはできませんので、同じ間取りの仮設のお部屋に家具を置いて、買い手にイメージを掴んでもらうのが目的です。当然購買意欲をそそるために、インテリアコーディネイターがお洒落な家具や照明を配置し、カッコいい夢のマイホームを見せることに腐心しているのです。広く見せる目的で、一般仕様ではない造り付け家具を用いている場合も多いですから、雰囲気に酔わずに、どこまでが一般仕様なのかを冷静に確認してください。


では実際のチェックポイントです。・マンションの振動音について。歩く音がどのくらい響くのか、床の厚みや二重床対応の有無について確認しましょう。ピアノが置けますか、と確認すると効果的です。補強板設置くらいで簡単にピアノが置けるならば理想的。・間取りの動線について。家事の水回り動線だけではなく、全ての部屋からリビングルームやキッチンを通らずにバスルームやトイレに行けるかどうかを確認してください。できれば来客とは毎度顔を会わせることなく、お風呂やトイレくらい使いたいものです。・エアコン設置位置について。エアコン設置位置が設置家具の邪魔をしないこと、吹き出した風が効率的に循環できることを確認しましょう。・各部屋のコンセントの場所と数について。変更には電気工事が必要になってしまいます。誰がどの部屋でどんな電気器具を使うのかをイメージしながら確認してください。