私は佐賀県に住む46歳のモデルです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの買い時を見極めるのは、不動産投資を専門に行っているプロでも難しいと言われています。何故ならば不動産価格を決定する要因には、金利水準や景気動向といったマクロ要因に加えて、個別マンションの立地や築年数、さらには近隣エリアにおける新規供給動向といったミクロ要因も絡んでくるためです。マンションの買い時を見極めるためにはこうしたマクロ要因とミクロ要因を全て綿密に精査する必要があるのです。マクロ要因において重要な要素となるのは金利水準です。金利水準が低いと住宅ローンの調達コストは低く抑えられるという利点がある一方で、将来的に金利が上昇すると不動産価格は下落する可能性があるのでそのバランスの見極めが重要です。
また、ミクロ要因の分析で重要となるのは、まず第一に周辺エリアの新規マンションの供給動向にあります。人気のエリアでも新規物件の供給が多く見込まれているエリアでは、将来的には供給過多から需給環境が緩み、価格がさらに低下する可能性もあるので買い時だとは言えません。他方、人気エリアでありながら新規物件の供給が減ってきており、今後も新たな開発予定が無いような状況では、買い時であると言えるでしょう。不動産価格はマクロ要因とミクロ要因が重なり合って決定されるので、どちらか一方だけ分析しても駄目であり両方をバランスよく分析する必要があります。こうした分析を通じて、マイホームのために購入しようとしているマンションの買い時を決めると良いでしょう。