マンションの耐用年数を知るために(滋賀県/客室乗務員/30歳/女性)

私は滋賀県に住む30歳の客室乗務員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一律にマンションといっても、分譲と賃貸のものとに分けることができるのですが、どちらも短所と長所それぞれ持ち合わせてあります。分譲の場合は、購入するにあたっての金額が高額になるので、住宅ローンを申し込んでの購入を考える人が多いです。毎月家賃を支払っていくくらいなら、ローンの費用は払うのは苦にならないからと踏み切る人もいます。確かに家賃は払い続けても所有者となることはできませんが、固定資産税も発生しないのです。一方で分譲マンションの場合は、固定資産税を払う必要ができます。他にも、マンションには耐用年数が想定されているのですが、これは1998年の税制改正以前だったら60年とされていたのですが、改正以降は47年と短くなっています。


しかし、現実には作り方や住み方の違いかたなどで、平均寿命は46年とされているのです。さらに、建て替え物件の着工時期は、築後37年頃のものが多いのです。もちろん、平均寿命よりも長く状態を維持している物件もあります。この寿命の違いが、どうしてでるかというと地震などの外的要因と建物本体の作り方の違いや入居した後のメンテナンスが適切であったかどうかに関わってくるのです。建物本体の作り方に関しては、素人の目では判断しにくいので、専門家の評価基準を目安にするとわかりやすいです。評価書は、通常はマンションを売る側が支払って作成してもらうものですが、つけないところもあります。どうしても気になる物件が、評価書がないけど知りたいと考えた場合は、個人でも依頼することはできます。しかし、費用もかかることですし、まだ所有者ではないので売主に相談してからにすべきではあります。