僕は三重県に住む44歳の詩人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

今は賃貸のアパート暮らしをしているけれど、いつかは分譲マンションを購入したいと考えている世帯も多いのではないでしょうか。マンションの購入にあたっては、一戸建て住宅の場合と違って、マンションは各戸の専用部分と共用部分で構成されていることを覚えておきましょう。では、共用部分とは具体的にどういった部分のことを言うかというと、エレベーターや廊下、階段に屋上、電気室に管理事務室などが該当します。これらは区分所有法という法律によって定められています。また、それぞれのマンションの管理規約によって定められている共用部分もあり、具体例としては集会室やゴミ置き場、立体駐車場に自転車置き場などが該当することが多いようです。

賃貸と違って分譲物件の場合は自分たち家族の裁量で一定のリフォームをすることもできますが、その場合でもリフォームをできるのは専用部分だけである点を事前に理解しておきましょう。壁や窓、バルコニーに天井などは専用部分のように見えますが、実は専用的使用権を持っている共用部分という扱いになりますので、勝手にリフォームをすることができない点を覚えておくとよいでしょう。とはいえ、一般的な内装のリフォームなどは自由にすることができるという点は、賃貸物件と比べて分譲物件の特権であるといえるでしょう。また、共用物件を適切に管理していくことは自分たちのマンションの資産価値を保つということにもつながりますので、住民全員がそういった意識を持つことが大切です。