私は京都府に住む74歳のITコーディネータです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
日本人は昔から比較的一戸建て住宅に対するあこがれが強い風潮がありましたが、近年では設備の充実化や建築技術の向上により、マンション購入への意識も高くなっています。いずれは駅前の便利な場所にできるマンションを購入したい、そういう思いを抱いている人も少なくないのではないでしょうか。最近よく目にするマンションの広告は、間取りが3LDKから4LDKで80平米前後という二世代ファミリー向けの物件が多いように思われます。価格帯も二千万円前半から三千万円後半あたりのものを多く用意し、20代後半から30代あたりの世帯をメインターゲットにしたものが主力のように思われます。金融機関の30年や35年ローンを活用しての購入が一般的です。
そんなマンションですが、同じ建物でも部屋によって設定されている価格が全て違います。それには様々な理由があり、値段に差がつけられているのです。まず考えられる理由が部屋の位置です。多方向に窓が面している構造の建物であれば、窓が南向きなのかそうでないのか、角部屋かそれ以外かなどです。同じ階にある同じ並びの部屋でも、エレベーターや建物内施設の場所によっては値段に差がつけられることがあるかもしれません。あとは何階の部屋かという点です。一般的には高層階の方が、展望などの理由から値段が高く設定されている傾向があります。高層マンションの最上階などは、他の階層の部屋とは間取りなども全く異なり、そこだけ一線を画した金額になっていることもあります。