僕は青森県に住む31歳の操縦士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

モデルルームは、新築の物件に実際に住んだときのイメージを体感できる場所です。一般的には、建物が完成する前に別の土地に部屋を忠実に再現して公開することになっていますが、最近は建物が完成してから販売されるケースも多く、その場合はマンション内の数室をモデルルームとして公開されています。また、最近はじっくり商談できる環境が優先され、予約制が多く導入されているのが特徴です。ただ、モデルルームでは一通り説明を聞いて質問などをしていると、1件の物件に費やす時間は2時間程度になります。想像以上に労力を使うため、マンションを見て回る数を減らしたり、そもそも見学に出掛けるのをやめている人も少なくないかもしれません。

しかし、少しでも優良なマンションを購入したいなら、モデルルームへの見学は必須です。特に億ションを購入する人であれば、見学する物件の数はかなりの数にのぼるといわれ、数十件以上は見て回るのが普通となっています。高額な買い物であるから当然といえば当然かもしれませんが、億ションクラスの購入者は物への関心が強く、常日頃からアンテナを張り続け、機会を逃しません。億ションを購入しなくても、モデルルームはマンションの雰囲気を実際に見て確認するいい機会なので、自分のお気に入りを見つけたら、時間を見つけて足を運ぶようにしましょう。実際に出向けば、自分の盲点や気づかなかった部分に気づき、眼が養われ、今後のマンション選びに大いに役立つはずです。